オーダーメイド家具の相場はどのくらい?家具ごとに紹介します
2024.07.11
「自分の理想を叶えてくれるオーダーメイド家具が作れたらどんなに楽しいことか!でも、オーダーメイド家具ってどのくらいの費用が必要なんだろう?」
具体的にオーダーメイド家具の作成を考えた時に、ふと費用について疑問を感じたことはありませんか?
オーダーメイド家具制作は設計から完成まで人の手がかかり続けるため、既製品よりもかなり割高です。
その分、完成品と出会った時の感動は、何物にも変え難いものがあります。
本記事では、オーダーメイド家具の相場や制作の流れについて、詳細を説明しています。
オーダーメイド家具への憧れが捨てきれない!という人は、ぜひ記事内容をご確認ください。
Contents
オーダーメイド家具とは?
オーダーメイド家具とは、顧客の要望に応じて特別に製作される家具のことです。既製品ではなく、個々のニーズや好みに合わせてデザイン、素材、サイズ、機能などを選び、注文に基づいて製作されます。オーダーメイド家具の主な特徴を一覧表にまとめました。
オーダーメイド家具の特徴 | 詳細 |
カスタマイズ性 | 希望に合わせて、デザインや色、素材、仕上げなどを細かく指定できる |
ユニークさと独自性 | 既製品では見かけない独自のデザインを表現できる |
最適化されたフィット感 | 設置場所にジャストフィットするサイズや形状を作れるため、スペースを最大限に活用できる |
品質 | オーダーメイド家具は職人の手作りによるもので、高品質な材料と丁寧な仕上げが期待できる |
きめ細やかな個別対応が可能 | 使用する人の体型や生活スタイルに合わせて、細部まで考えられた家具が作成できる |
オーダーメイド家具のメリット
オーダーメイド家具の特徴の中から、特にメリットとなる要素をピックアップして詳細を説明します。
・オリジナル家具へのこだわりを実現できる
・既製品に比べて品質が高い
・徹底した個別対応ができる
オリジナル家具へのこだわりを実現できる
理想や現実のライフスタイルに応じて、家具のあらゆる要素を自由に選択し、個別に設計・製作できるのはオーダーメイド家具の大きなメリットです。
オーダーメイド家具ならデザインから素材、色、仕上げまで細部に至るまで、自分好みにカスタマイズできます。既製品にはない独自のデザインや装飾を施すなど、夢は広がるばかりです。
理想の家具を作成するだけでなく、特定のスペースにぴったり合うサイズにしたり、収納の仕方を工夫して機能性を高めることができるのも、特徴の一つです。
既製品に比べて品質が高い
オーダーメイド家具は、熟練した職人の手によって細部までこだわりつつ、一つずつ手作りされるため、品質がとても高いです。
使用される素材も厳選され、高品質な木材や金属、布地が使われることが一般的です。
顧客の希望に応じて個別設計されるため、構造的にも強く耐久性に優れています。
既製品にはない独自のデザインや機能によって、見た目の美しさだけでなく、使い勝手や快適性の高さも確保されています。
オーダーメイド家具は、愛着深く、長く使い続けることができる品質が保証されている逸品です。
徹底した個別対応ができる
オーダーメイド家具は、顧客の具体的なニーズやライフスタイルに合わせて、家具の設計から製作まで要望に沿って作り上げます。
まずは制作側が顧客の希望を細かくヒアリングし、使用する場所の寸法やインテリアのスタイルに合わせて、最適なデザインや機能を提案します。
狭いスペースにもぴったり収まる収納家具や、特定の用途に特化したデスクなど、個々の要望に応じてカスタマイズされた家具は、オーダ-メイド家具ならではの強みです。
また、使用する人の体型や動作に合わせた高さや形状に調整することで、快適で使いやすいサイズにも細かく調整します。
オーダーメイド家具は標準化された既製品では実現できない細かな配慮ができる点が強みです。
顧客一人ひとりへの個別対応によって、家具が住空間や使用環境に完璧にフィットし、長期間にわたり快適に使用できる点が大きな魅力です。
オーダーメイド家具の家具ごとの相場について
オーダーメイド家具は既製品ではないので、価格相場をお伝えしにくいです。基本的に既製品の相場よりもかなり割高と考えておくと良いでしょう。
おおよそのオーダーメイド家具の相場は次の通りです。
食器棚:20万~50万円
カウンター下収納:20万~50万円
作り付けキッチン収納:30万~60万円
作り付けテレビボード:25万~50万円
壁面収納:10万~90万円
玄関収納:15万~30万円
クローゼット:25万~80万円
家庭用本棚:20万~30万円
壁一面本棚:40万~50万円
同じ家具でもサイズや材質によって価格が大きく異なるため、実際の価格はこの限りではありません。
オーダーメイド家具の値段を決める要因
オーダーメイド家具の値段が決まるポイントを紹介します。
・サイズと形状
・質感と素材
・制作工程と技術
サイズと形状
大きければ大きいほど制作費用は高くなります。物理的な材料費がかさむことと、大きければ収納力が高く、需要が高い家具が制作できるため、価格も高く設定されがちです。
また、形状が洗練されていると価格が高くなる傾向があります。
質感と素材
見た目の質感を決める素材も費用に直接関係しています。
木材感を演出するプリント素材か本物の木材を使用するかで、費用は大きく異なります。実際に天然素材の質感による存在感を実感すると、価格の高さにも納得する人も多いでしょう。
予算の都合が微妙な場合、目にみえる箇所のみを天然素材にするなどして、細かな調整を入れることも可能です。
素材は家具の耐久性にも直接影響するので、できればお金をかけたいポイントです。
制作工程と技術
オーダーメイド家具の制作は手間や技術が多くかかるほど、コストが高くなり価格に反映されます。
素材の選定、加工、組み立て、仕上げ、検品・調整といった各工程では、熟練した職人の手作業や高度な機械加工が必要です。
また、インレイやエイジング加工など、特殊な加工技術や仕上げ技術を取り入れた場合も価格は高くなりがちです。
オーダーメイド家具を注文の方法
オーダーメイド家具の注文から完成までの一連の流れを紹介します。
・家具販売店へ相談する
・計画と見積もり
・設置場所の確認
・いよいよオーダーメイド家具の設計へ
・オーダーメイド家具の作成
・待ちに待ったオーダーメイド家具の設置
家具販売店へ相談する
まずは、オーダーメイド家具を取り扱っている家具販売店へ相談します。主な相談内容は、オーダーメイド家具への理想と生活の課題、スペースなど不便に感じている箇所です。
作りたい家具や理想の生活を伝えると、理想に近いオーダーメイド家具に近づきます。
オーダの際は部屋の広さがわかるものがあれば、より具体的な相談ができます。
計画と見積もり
相談の内容を元にしてプランや見積もりが作成されます。家具の具体的なイメージはスケッチを元に提案されますので、理想にあっているか、コーディネートとして問題ないか、よく確認しましょう。
予算に合わせた理想と現実の調整はこの段階で行います。
修正点や注文があればその都度、話し合うことでより理想に近いオーダーメイド家具に仕上がります。
理想を追求すればするほど、担当者との打ち合わせ回数は増えることを認識しておきましょう。
設置場所の確認
オーダーメイド家具のプランを決めたあとは、実際に担当者が自宅のスペースを確認しに訪れます。
ちょうど良いサイズのオーダーメイド家具を完成させるために、細部までしっかり採寸してもらいましょう。搬入の際の導線も含めて現実的に設置可能なサイズを計測します。
いよいよオーダーメイド家具の設計へ
設置場所の確認まで終えたら、オーダーメイド家具の設計に進みます。
設計の段階ではまだ計画変更できますので、最終確認をかねて出来上がりをチェックしましょう。
最後にオーダーメイド家具の見積もり内容に納得できたら、家具の製造が始まります。
オーダーメイド家具の作成
設計図まで完成したら、あとは職人の手で丁寧に作り上げていくだけです。
量産タイプの家具と異なり、一つ一つの部品を手で仕上げていくため、完成まで数ヶ月かかるケースもあります。
理想をかなえる最高の家具ができるまで、今しばらくの辛抱です。
はやる心を抑えつつ、色々なイメージを沸き立たせながら完成までひたすらに待ち続けましょう。
待ちに待ったオーダーメイド家具の設置
オーダーメイド家具が完成したら、いよいよ設置です。家具にもよりますが、それほど大掛かりな工事はありませんのですぐに終わります。
設置に関して内装工事が発生する場合、別に工事の日が設定されるケースもあります。
村上木工製作所について
村上木工製作所は2022年5月にスタートしました。代表は家具制作20年の知識と経験、ノウハウを持って独立を果たしています。
村上木工所が目指す目標は、お客さまの理想に限りなく近いオーダーメイド家具の制作です。
理想のオーダーメイド家具に仕上げるために、お客さまへの入念なヒアリングや、予算に合わせた十分な提案を行います。
オーダーメイド家具の理想があれば何なりとお申し付けください。お客さまの夢の実現のために、尽力させていただきます。
まとめ
オーダーメイド家具は既製品に比べて、制作費用も時間もかかります。それだけに理想の家具が完成して、自宅に設置された時の感動は言葉では言い表せないほどです。
新しいオーダーメイド家具は、オーナーの歴史とともに、味わい深いエイジングを見せてくれるでしょう。
忘れられない節目や記念日にはオーダーメイド家具を制作してみてはいかがでしょうか。 かけがえのない逸品として、個人の歴史に添い続けてくれるでしょう。